国際胚移植学会
2017.1.13-21 国際胚移植学会とカナダサスカチュワン大学に行ってきました。
学会発表はテキサス過剰排卵誘起処置の新しい方法を直営牧場を含む270頭ほどのデータで報告してきました。
この方法は以前栃木の関澤先生から教えていただき。ずっときちんとした検証をしてみたかった方法で関澤先生もやってる農家とやってない農家もあるのでできれば調べてくれたら助かるとのことで酪農学園大学堂地先生に相談して今回条件とコントロールを設け試験しました。
直営牧場で試験して有効であると判断し当社では全ての顧客でこの処置方法を採用しています。
注射を打つ日を減らし作業を簡易化しても採卵成績に低下しなかったという報告になりました。
カナダサスカチュワン大学獣医学部でも紹介として堂地先生が獣医学部の繁殖を研究している教授学生らにプレゼンしてとても面白いと言っていただき、また続きの試験計画のプランの提案をしていただいました。
こちらの方法はオリジナルではありません再現実験です。
私も関澤先生に教えていただいたので関澤先生も良いと言ってますし、平泉先生は論文として出していますので方法は公表いたします。
もし興味ありましたら下記先生がたは詳しいのでよろしくお願いいたします。
かなりの日数、気持ちよく行かせていただいた農家さん、会社のみなさまに感謝感謝ありがとうございました。m(_ _)m
青森県平泉先生、栃木関澤先生、酪農学園大学堂地先生、家畜改良センター橋谷田先生、宮城県畜産試験場及川先生、(株)ノースブル
Reproduction, Fertility and Development, International Embryo Technology Society, Austin, Texas, 14–17 January 2017』EFFECT OF A SINGLE SUBCUTANEOUS INJECTION OF FSH AND TIMING OF PROSTAGLANDIN F2a ADMINISTRATION ON SUPEROVULATORY RESPONSE IN JAPANESE BLACK COWSM. Sugawara A, Y. Kaneda A, A. Miyoshi A, H. Sekizawa B, and O. Dochi CA North Bull Inc., Sendai, Miyagi, Japan;B Sekizawa Animal Clinic, Nasushiobara, Tochigi, Japan;C Department of of Sustainable Agriculture, Rakuno Gakuen University, Ebetsu, Hokkaido, Japan
関澤先生と(株)ノースブルで実際行なっているスケジュールです。
注意:ホルスタイン種には黒毛和種と同様の効果は認められませんのでご注意ください